2018年7月にリリースされた8年ぶりの4thアルバムのアナログ化決定!!
2012年の活動停止から3年を経て、ギターに小倉直也、ドラムスに吉野功という鉄壁のメンツにて2015年に活動を再開!
活動再開後、徹底したライブ活動にて、MASS OF THE FERMENTING DREGSここにあり。と現場から着実にバンドの存在を改めて世に知らしめ、2017年に新曲"スローモーションリプレイ”を発表。そしてアルバムとしては"ゼロコンマ、色とりどりの世界"以来8年ぶりとなる、まさに待望の通算4枚目が完成!衰えない破壊力、爆発力に加え、メロディセンスの更なる開花ともいえるエモーショナルかつポップな側面がバランスよく鳴らされるMASS OF THE FERMENTING DREGSにしか鳴らし得ないロックな傑作の誕生。8年の間のシーンの変貌や変化や流れをものともしない説得力に満ち溢れた屈強なアルバム。
Artist / MASS OF THE FERMENTING DREGS
Title / No New World
発売日2018年10月24日
LP + DLカード(FLAKES-197) /¥3000(税抜) / ¥3240(税込)
Label / FLAKE SOUNDS
JAN 4571207711977
1.New Order
2.あさひなぐ
3.だったらいいのにな
4.YAH YAH YAH
5.No New World
6.HuHuHu
7.Sugar
8.スローモーションリプレイ
宮本 菜津子 - Vocal&Bass
このアルバムがどこの誰にどのように響くのか、はたまた微塵も響かないのか、そういった空気や反応は、きっとわたしにとってとても大きな気付きになるんだろうなあと思います。聴いてくださるみなさん1人1人がアズユーライク、それぞれの感性でもって触ってくれたら本当最高、言うことはありません。MASS OF THE FERMENTING DREGS、4枚目のアルバム「No New World」何とぞよろしくお願いいたします!
小倉 直也 - Guitar&Vocal
2015年の年末に再開してから、たくさんの人に支えられながら活動してきて、今作はその集大成だと思います。
2018年にまさか自分がマスドレに参加してアルバムを作成するとは想像もできなかったっす、新しいMASS OF THE FERMENTING DREGSをこれからもよろしくおねがいします。
吉野 功 - Drums&Cho
これが、再始動後のマスドレが聴いてほしいと思う8曲です。
誰がどう思おうが、これが今のマスドレです。
そう言い切れることが何よりだなと思える8曲になったことが嬉しいです。
そんな8曲だから、たくさんの人に聴いてほしいと思って、アルバムをリリースすることにしました!
とにかく聴いてみて下さい!
レコーディングエンジニア 日下貴世志
レコーディングエンジニア。デビュー当時からACIDMANのレコーディングに携わっているほか、UA、9mm Parabellum Bullet、SOIL&”PIMP”SESSIONS、Chara、bloodthirsty butchersなど多くのアーティストの作品を手がける。
事前にレコーディングをする曲をライブ演奏を重ねて、アレンジ、テンポ、音作りなどの確認を繰り返してレコーディングに臨むスタイルで2017年4月、8月、11月の3回に分けてセルフプロデュースにてレコーディングを敢行。
再始動後の現メンバーでは初のアルバムなので、現メンバーで、今現在のマスドレが作ると、こういう音楽になるというものをシンプルに詰め込んだアルバム。
HuHuHuは小倉がリードボーカルというマスドレとしては宮本以外がリードボーカルを取るという初の試みの曲。
2002年 神戸で結成
2007年 NYのタルボックス・ロード・スタジオにてデイヴ・フリッドマンプロデュースにて1stアルバムをレコーディング
2007年・2009年FUJI ROCK FESTIVAL出演
2015年 現メンバーにて再始動
2018年7月 8年ぶり4枚目のアルバムリリース
以下、この作品に寄せられたコメント
かっこいい。もう、焼き鳥の串みたいに突き抜ける音が気持ちよくて、とてもしびれました。1分もないYAH YAH YAHを、ライブで最低10回は聴きたい。改めて再出発おめでとう。
橋本絵莉子(チャットモンチー)
マスドレは女の子3人で始まったバンド。そしてたぶんいろーーーんなことがあって今は女の子1人+野郎2人でやってます。なっちゃんは男だから笑、彼女の世界を受け止められるのは野郎のオグといさおさんしかいなかったんだと思う。なっちゃんのソロで展開した世界観を更に大きく増幅できたのも彼らがいればこそだ。振り幅を含め、もちろんマスドレの最高傑作と断言する。現に涙が溢れてしまうのが動かぬ証拠。
蛯名啓太(Discharming man/5B records)
めちゃくちゃいいアルバムですね!曲毎にバラエティー富んでて声も突き抜けててホント素敵。ずっと聴いてます。
山内幸次郎(Climb The Mind)
マスドレ8年ぶりの新譜!!それだけでも
事件のようなものです。
そしてその音はすごい完成度です。
疾走感と力強さとVO菜津子さんの清涼感。
そして居心地いい痛み。
剛速球と超スローの緩急に翻弄されまくりました。
(古屋兎丸)
迷いなくど直球にかっこいいって言える!ガツンとくるサウンドが爽快で、そこに混ざる美しいメロディにいつも心奪われるのです。スローモーションリプレイがたまらなく良い曲で、なんというか、泣けます。マスドレはいつだって私の憧れであり最高なバンドです。
ヒロミ・ヒロヒロ(tricot)
これまでの格好良さも今の格好良さも全部詰まっていてさらにこれからのマスドレを(勝手に)想像してとてもワクワクしてしまうアルバムですねぇこれは。スローモーションリプレイのアウトロのギターリフがとにかく好きだと声を大にして言いたい。
キダ モティフォ(tricot)
喪失、焦燥、痛みだけが持つ心地よさ。
マスドレはいつも、普段誰にも言わないようにしていることを共有してくれる。良い感情もそうでない感情も。
笑いながら喋ってると涙が出てくる、私にとって親友のような音楽です。
(こざき亜衣)
この前、カミングコーべで再会して芝生に座りこんでマスドレチームと酒を酌み交わしました。周りに何やねんあいつらって思われてたと思います。出会いは10年くらい前ですが、今もこうやってくだらない話をしながら一緒に酒を呑める先輩がいて嬉しいです。
アルバムについてはお店のレビュー的なやつでたっぷり書くと思うのでココでは割愛させて頂きますね。
あと、オグさんが酔っ払った時は最強です、逃げたいです。
これからもよろしくお願いします。
辻友貴(cinema staff / peelingwards / LIKE A FOOL RECORDS)
バンドにとって「アルバムを出す」ということは何よりも大きいことで、そこまで時間がかかればかかるほど、背負うものも増え、期待や焦りも募ってしまうものだろう。小倉くん、吉野さん、なっちゃんの3人で進む現在を刻んだ記念すべきこのアルバムに付いた「No New World」というタイトルには、そんな募る思いや時間を全て受け止めた上で今を生きることを決めた、今だからこそのマスドレの美しさが滲み出ているし、作品から感じ取れる風通しの良さはこれからマスドレが作っていくであろう美しい時間を暗示しているようにも思えるのです。
山口将司(bed)
なっちゃんの歌はストレートに前を見据えていて、いつも圧倒されます。
生真面目さや毒っ気が残る歌詞をみていて、この人にはまだまだ音楽をやる理由があるのだろうなと思いました。
この先も楽しみにしてます。
アルバム発売おめでとう!!
中野博教(CARD)
この前菜津子さんに、「マスドレのパーカー買いたいです!」と連絡しちゃいました。27年間生きてきて、バンドのグッズが欲しいと思ったのは始めてです。純粋に、これ着て街を歩きたいって思ったんです。マスドレって知ってるか!私は知ってる!最高のバンドだぞ!ってみんなに自慢したい。
メロディも歌詞も演奏も胸にグサグサ来る。でも、チラッと見える弱さや優しさがある。だからたまらなくかっこいい。
「sugar」をはじめてライブで聴いた時、すべてを見透かされて、それでもそっと撫でてくれるような感覚になったのをすごく覚えてます。
音源、心待ちにしてました!このアルバムを聴いた人たちと、一緒にマスドレのライブ見て語り合いたいなぁ。もちろん、その時は必ずマスドレパーカー着ていきますね!
(関取 花)
マスドレ初期のなっちゃんが作るメロディには、自分の声域とマッチせずにちょっと無理して歌わなきゃならないところがあった。
もちろんそこには絞り出すようなエモさがあったから、そんなことはあまり問題ではなかったんだけど。
で、今作を聴くと、全ての楽曲が100%無理のないメロディで構築されていて、おそらく自分にとって一番響きのいい声域で歌えているのだろう、伸びやかで透明感のあるボーカリゼーションがとっても気持ちいい。
そして以前からなっちゃんが常に意識していた「ポップさ」も更に増していて、確実に「作家」としての技術が上がっているように思えました。
ソロでの活動を続けてきたこと、歌い続けてきたことの結晶。実を結んだんですね。
偉そうなこと言ってすみません、、。
おそらくオレは、なっちゃんをここまで音楽の世界へ引きずり込んでしまった人間の一人です。ごめんなさい。
でも、こうやってまたステキな作品を届けてもらえて、本当に嬉しいです。ありがとう。
立場は違えど、お互いの最高傑作はまだまだこれからでしょうから、この先も音楽に敬意を払い、音楽と共に生きていきましょう。
オグといさんこんについては次回に続く。
斉藤匡崇(エイトビーター/マスドレ初代マネージャー)