繊細さと凶暴さを併せ持つ、静寂と轟音が溶けあうダイナミックなサウンド!
一切の媚びを感じない、狙いを感じない、バンドからナチュラルに産まれてきた世界観、やりたいこと、表現したいことをやりきったドラマティックな楽曲は、どこまでもピュアネスに包まれ、低体温でいつつも煮沸、透明感がありつつも激情するエモーショナル。それぞれの楽器が様々に交差するレイヤーの中を泳ぐ浮遊感のあるメロディ。その全てが王道シューゲイザーと称されるでしょうが、その先をも感じさせる完成度。揺らぎ。堂々と世界を目指します。
Artist / 揺らぎ
Title / Still Dreaming, Still Deafening
発売日2018年8月8日(水)
MCD (FLAKES-193 /¥1852(税抜き)¥2000(税込)
Label / FLAKE SOUNDS
JAN 4571207711939
FLAKE RECORDS独占特典はVoのmiracoによる弾き語りヴァージョンと、Gtの米谷によるセルフRemix音源です
Track List
1. B/C
2. Horizon
3. Utopia
4. Bedside(album ver.)
5. Unreachable
6. Path of the Moonlit Night
"Bedside"と"n i g h t l i f e e.p"の2枚の自主制作EPをリリース。ライブ会場、個人店、個人ディストロを中心に販売し"Bedside"は500枚。"n i g h t l i f e e.p"は800枚を完売。
既に台湾でのライブ経験あり、"n i g h t l i f e e.p"のカセットテープを中国のChinese Footballのメンバーが運営するsango recordsからリリース。Japanese Breakfast、The Bilinda Butchers、Lazyeyesといった海外アーティストの来日公演のサポートに抜擢されるなど、着実に確実に世界とリンクし始めているバンド。
2018年夏、待望の新作を南堀江のレコードショップFLAKE RECORDS主宰のレーベルFLAKE SOUNDSよりリリース。
滋賀・京都を中心に主に関西で活動中
//シューゲイザー、ドリームポップ、ノイズミュージックに影響を受けたサウンド、透き通るような声のボーカル,轟音と繊細さを武器に、様々な音楽背景をもったメンバーが集まり滋賀を中心に活動中//
member--
vo/gt:mirai
gt:kantaro kometani
ba:yusuke suzuki
dr:yusei yoshida
応援コメント
たとえば春の木漏れ日が川面に揺らぐ、その一瞬を永遠に閉じ込めたとしたら、きっとこんな音がするのかもしれない。
終わらない夢の続きと、鳴り止まない耳鳴り。その残像を追い求めるように、僕はまたプレイボタンを押す。
黒田隆憲(SHOEGAZER DISC GUIDE)
琵琶湖って物悲しいんですよ。あんなにでかいのにすごく静かで、周りの街には意外と何もないし。なんとも言えない物悲しさ、寂寥感が滋賀県という土地を覆っているような気がして、今思えばそれに抗うように10代の私はパンクロックばかり聴いていたのかもしれません。同じく滋賀から出てきたこの若きシューゲイザーバンドにとっては、轟音ギターや甘いメロディーがきっとあの頃の私にとってのパンクにあたるのでしょう。滋賀県のみならず、世界中の物悲しく退屈な日々を塗りつぶしてくれるような音だと思います。
須田亮太(ナードマグネット)
良くも悪くも、僕はシューゲイズを冠した音楽を聴くとき、シューゲイズであるということ自体を魅力として数えてしまう。 その影響やそこへ至る道程をありがたがってしまう。
でもそんな感傷を、揺らぎの音源は持たせてくれなかった。
こちらのどうでもいい詮索なんて御構い無し。 あくまでも自然に、初めからそこにあったみたいなシューゲイズを轟音で鳴らしていて、ひらけた未来を歩くようなポップネスを儚げに歌っていて、それがとても素敵だと思った。
西口直人 (Age Factory)
揺らぎが屈指のシューゲイザーバンドだということは、もうみんな知っていると思う。ただ、あまりにも洗練されたサウンドなので、歌の良さに関しては忘れてしまいがちだ。
みらこは海の中を優雅に泳ぐ魚のようにメロディーを紡ぐ。狭い音域の中で、これほど上品に、ささやかに情感を込めるシンガーを僕は知らない。洗練されたサウンド以上に、彼女の歌唱が、実は揺らぎを特別なバンドたらしめている。
四方 颯人 (YAJICO GIRL)